連絡協議会とは

熊本県野球・ソフトボール連絡協議会発足について

現在、野球・ソフトボールを取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。

スポーツの多様化、少子化、教育環境の変化等による野球・ソフトボール人口の減少は

危機的状況です。

前回の東京オリンピック(1964年)では、20競技163種目でしたが、

昨年(2021年)の東京オリンピックは33競技333種目と競技、種目ともに多様化が進んでおります。

昨年の東京オリンピックが終わり、次回パリオリンピックでは、野球・ソフトボールは

オリンピック競技から除外されることになっております。

熊本県の野球界も、夏の高校野球参加校が2017年の63チームから、2022年には55チームと減少。

ここ数年で10チーム弱減ったことになります。

特に熊本市外においては、合同チームを作ることに大変苦慮されています。

尚、小学校、中学校も同じ状況です。

このままでは国技とまで言われている野球が日本から無くなってしまうのでは、という危機感を

現実のものと感じています。

 野球・ソフトボールのおかげで多くの仲間を得、またたくさんの思い出をいただきました。

そして、いちばんは他者を思いやる心を学ばせてもらったように思います。

野球・ソフトボールに育ててもらった一人ひとりが各組織・団体の壁を取り払い、知恵と使命感と

力を結集して一致団結し、子どもたちが再び野球・ソフトボールを楽しむ環境を構築し、

夢と希望と喜びを与えられるような組織を形成して活動していくことこそが、

失われつつある時代を取り戻す一助になると確信します。

今こそ「野球・ソフトボール界をどぎゃんかせんばいかん」を合言葉に、県下12の団体が参加し、

熊本県野球・ソフトボール連絡協議会を発足します。

一朝一夕に問題を解決する事はできませんが、野球・ソフトボール環境の改善と、

子どもたちに興味を持ってもらうため、ティーボールを含めた野球・ソフトボールの指導等を通して、

底辺拡大、野球・ソフトボール人口の減少防止等の活動を行っていくものであります。

皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。